후리가나로 읽는 일본 고전
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ぶんかせいさんしゃとしてのじかく
文化生産者としての自覚
宮本 百合子
宮本 百合子의 文化生産者としての自覚(ぶんかせいさんしゃとしてのじかく)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 4,920자 · 10화면
荷風、谷崎の世界で、この社会は包み切れるものではないから。新しい日本の人民の発言は、新しく生れた出版社やそこからの刊行物で活溌に展開されようとしていた。ところが、紙の問題から、つまりは闇紙の買える金もちの出版社、戦争中には、幾千万の人々の血と婦人の涙の上に利益をつみかさねたような出版社が、今日の紙を買い、再び大衆をしぼっている。金もちは金もちの共通な心もちに結ばれている。勤労人民に人民の心が共通なように。今日のインフレーションを、「幼児の心になって天国に入れ」と平気で放送する石橋湛山大蔵大臣というものを頂いている金もちたちの心には、人民の精神の要求は決して通じないであろう。それはその人々に、自覚されることのない人間性の一つの発露なのである。戦争に協力した営利出版企業が今日また再び、独占資本的な活動をはじめて民衆の精神的な要求を、低い、安易な、妥協的な方向に導くとしたら、日本の明日はどういうことになるだろう。
資本主義経営の矛盾が、生産にしたがう勤労人民の幸福を犠牲としているということは、もう殆どすべての勤労者が理解している。組合に組織された勤労者は四百万人になった。