일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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ぶんがくにあらわれたるとうほくちほうのちほうしょく

文学に現れたる東北地方の地方色

佐左木 俊郎

佐左木 俊郎의 文学に現れたる東北地方の地方色(ぶんがくにあらわれたるとうほくちほうのちほうしょく)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 6,298자 · 13화면

아오조라 문고

私は常に東北地方を愛している者であります。私は(日本中でどこが一番好きか?)という質問に対して、いつも(東北地方)と答えるのに躊躇したことはありません。これは話者の私が東北人であるための身贔負でもなく、聴者の皆さん方が東北人であるからお世辞を申し上げるわけでもありませんのでして、私の偽らざる感想なのであります。然らば(何故そんなに東北地方が好きか?)と申されますと、これは理窟ではなく感情なのでありますから寔に困るのでありますが、私は何故か、優秀な文芸作品から受けると同じような、熱情的なものや、素朴なものや、思考的なものや、真実なものや、純情的なものなどの、陰影を感じさせられるからであります。明朗とか軽快とか――近頃の流行のモダンとかシックとか――いうようなものは、元より求むべくもありませんが、明朗であるよりも暗鬱である方が、軽快であるよりも鈍重である方が、さらに遙かに芸術的陰影を深めているという観点からいたしましても、東北地方は、日本中のどこよりも、私の気持ちに融合するのであります。

東北地方の地方色が、文芸作品によって紹介されましたのは、極く最近のことでありまして、東北地方を目標としての最も古い文学である芭蕉の『奥の細道』