후리가나로 읽는 일본 고전
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ぶんがくにあらわれたるとうほくちほうのちほうしょく
文学に現れたる東北地方の地方色
佐左木 俊郎
佐左木 俊郎의 文学に現れたる東北地方の地方色(ぶんがくにあらわれたるとうほくちほうのちほうしょく)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 6,298자 · 13화면
懐淋しい良平は、毛布包をかゝへて、芒然として広小路に立つて居た。「御得意の阪本でござい。毎度御引立難有う御座りやす。奈何ですか旦那、大分夜も遅うござりますぞ。精々勉強して一泊二十五銭、いかゞでがす」宿引が良平の顔を覗き込むだ。二十五銭は案外廉いと思つて居ると、宿引は良平の毛布包を引たくつて、卵提燈片手に『お客様』と店先に駈け込んだ。」
これは、徳富蘆花の『寄生木』の一節でありますから、発表されたのは明治四十二年でありますが、これを描写したのは、作中の主人公篠原良平が仙台へ飛び出して来たときのことでありまして、篠原良平が少年の眼で見たときの仙台だといたしますと、明治二十年代の有り様でありますから、今の仙台は、酷く変わってしまっていますが、それでも、四十年前の仙台を想像させるものは十分あるように思います。
岩手県の渋民村辺を描いているものに石川啄木の『天鵞絨』があります。
石川啄木『天鵞絨』
「村といつても狭いもの。盛岡から青森へ、北上川に縺れて逶と北に走つた、坦々たる其一等道路(と村人が呼ぶ)の、五六町並木の松が断絶えて、両側から傾き合つた茅葺勝の家並の数が、唯九十何戸しか無いのである。