후리가나로 읽는 일본 고전
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ぶんめいしじょうのいちしんきげん
文明史上の一新紀元
大隈 重信
大隈 重信의 文明史上の一新紀元(ぶんめいしじょうのいちしんきげん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 4,167자 · 8화면
この惨害を如何せん乎
この惨害を如何せん乎
かくの如く国家間に於ける平和運動も、次第に発達したのみならず、一面、千八百八十八年には初めて万国議員会議が開かれ、同じく国際的平和を進むる事を希望したのみならず、協会の如きものが世界の至る処に設立された。かくの如く平和運動も驚くべき勢いを以て進んだのは、いずれも戦争の惨害を避けんとする精神に出たものに相違ない。現に露国皇帝が第一回平和会議を召集されたのは、かの有名なる平和論者ジャン・ド・ブロッホの著作に因る事多いという事である。ジャン・ド・ブロッホは露国の銀行家にしてまた経済学者であるが、彼は戦争のために露国の消費する財貨の莫大なる事と、戦争のために生ずる惨害の非常である事とを見て、かくの如く戦争のために莫大なる費用を要し、また近世科学の発明に基づき、戦争に於ける破壊力の強大となった以上は、ついに戦争が不可能とならなければならぬという事を考え、将来の戦争と称する全部六巻の大著を物し、これを全世界に発表したのであった。
露国皇帝が果してこの著作に基づいて平和会議を召集されるに至ったか否かは疑問であるが、とにかく、戦争が次第に多大の犠牲を要求するに至った事は疑うべからざる事実である。