일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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ぶんげいはだんしいっしょうのじぎょうとするにたらざるか

文芸は男子一生の事業とするに足らざる乎

夏目 漱石

夏目 漱石의 文芸は男子一生の事業とするに足らざる乎(ぶんげいはだんしいっしょうのじぎょうとするにたらざるか)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 3,093자 · 6화면

아오조라 문고

斯う斯う斯うであるからして、私は文芸を以て男子一生の事業とするに足る、其理由を一々挙げて来なければならぬから、些っと手軽くは話されない。中々難かしくなる。然し、其理由は抜きにして、結論だけ言えと云うなら訳はなくなる。自分の文芸に対する考えに基づいて文芸と云う其職業を判断して見ると、世間に存在して居る如何なる立派なる職業を持って来て比較して見ても、それに劣るとは言えない。優るとは言えないかも知れないが、劣るとは言えない。文芸も一種の職業であって見れば、文芸が男子一生の事業とするに足らなくて、政治が男子の事業であるとか、宗教が男子一生の事業でなくて、豆腐屋が男子一生の事業であるとか、第一職業の優劣と云うことが何う云う標準を以て附けられるか、甚だ漠然たるもので、其標準を一つに限らない以上は、お互いに或る標準を打ち立てた上でなくては優劣は付くものでない。一般から標準を立てないで職業と職業とを比較するならば、総べての職業は皆同じで、其間に決して優劣はない。職業と云うことは、それを手段として生活の目的を得ると云うことである。世の中に存在する所の総ゆる職業は、其職業に依って、其職業の主が食って行かれると云うことを証明して居る。