후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
やみのしらが
文豪怪談傑作選・特別篇 百物語怪談会
沼田 一雅
沼田 一雅의 文豪怪談傑作選・特別篇 百物語怪談会(やみのしらが)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 5,076자 · 11화면
白い光と上野の鐘
私は『白い光り』と『上野の鐘』の二題に就いて、ざっと荒筋丈けをお話しようと思う、真に凄い怖いというようなところは、人々の想像に一任するより外は無い。それに何うもこの怪談というやつは再聞のことが多い。その中でもまだあまり人に話したことのない比較的最も深い印象を与えられたものというと、突嗟の場合先ずこの二題を推す。
美術学校創立当時の話であるから、まだ話としては新しい部に属する。その頃日本画の生徒に中国の人で某というのがいた。この某という人の実際出遇ったことを、私は直接聞いたのであるから、再聞の話としても比較的信用が措ける方だ。
つまりその頃その某という日本画の生徒は、場所は麹町番町の或る家に下宿していた。自分一人では無くて友達と二人で、同じ部屋に起臥を共にしていたというような有様であったのだ。この話の目的はこの下宿のこの部屋の中にある。
この部屋の位置を言うと、この下宿に取っては表二階で、畳数は八畳だか六畳だか、其処のところはよく解らないが、何でもこの友達同志二人の学生は、この部屋に寝起きしていたのだ。その寝るには表の往来を枕にして、二つ並べて展べた褥の枕辺の方にはランプを置いて、愈々睡る時はそのランプの火を吹き消して昏くする。