일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

しんたからじま

新宝島

江戸川 乱歩

江戸川 乱歩의 新宝島(しんたからじま)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 99,590자 · 197화면

아오조라 문고

哲雄君はポケットに用意していた麻縄を出して、それを穴の中へたらしてやりました。

「この縄につかまるんだよ。僕たち二人で引っぱってやるからね」

そして、やっとのことで、保君は穴の外へはいだすことが出来たのですが、穴の中には雨水がたまっていたと見えて、ズボンやシャツはもちろん、手も足も、顔までも、どろまみれです。

「どうしてこんなところへ来たのさ。僕たちゆうべから、どんなに心配したかしれやしないぜ」

一郎君にたしなめられて、保君は泣き出しそうな顔をしています。かわいそうに昨日の昼から何もたべないで、一晩中穴の底で助を呼んでいたのですから、もうグッタリつかれてしまって、あの元気なチャメのター公のおもかげは、どこにもありません。

二人にせめ問われるままに、保君は昨日森の中で大蛇に出あったこと、夢中になって逃げているうちに、この穴の中へ落ちこんだこと、そして一晩中、大声に叫んでいたことなどを物語りました。

二人は大蛇と聞いてギョッとしましたが、でも、保君がその大蛇に危害を加えられなかったのは、何よりでした。それを思えば、おとし穴へ落ちたのなぞ、なんでもありません。