후리가나로 읽는 일본 고전
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しんしょたいこうき
新書太閤記
吉川 英治
吉川 英治의 新書太閤記(しんしょたいこうき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 197,228자 · 394화면
同じ者がいつも同じ所に群れていた。
で、この前、上洛の帰途、家臣の者から土地の者へ訊かせたのである。――どういうわけで山中の乞食ばかりはこの土地に定住しているのか? と。
すると、郷の者から、答えたことばが振っていた。
(あの衆の先祖が、この土地でむかし常盤御前をころしたと云い伝えられておりまする。その因果で、代々片輪が生れ、山中猿山中猿と呼ばれておりますが、あの衆自身は、先祖の罪業を、生涯に償うのじゃと、みな生れながら弁えておりますので、土地も去らず、ああして道中の馬糞掃除とか、何とか、出来ることは勤めながら、物乞いをしておりますようなわけで……)
聞き取った家臣は、一場の笑いばなしとして、信長の耳にそれを達したきり、あとでは忘れていたが、信長はそれを覚えていたものとみえる。
その日。
路傍に呼び出された郷の年老りや庄屋などから、信長の問いに対して、再び、
「はい。相変らず、山中猿どもは、ここに住みついておりまする」
と、何か、目障りの咎でも申しつかるかと、おそるおそる答えたところ、信長はうなずいて、
「そうか。不愍な生れつきの者どもではある。老幼のこらずこれへ集めて、この布一端ずつ頒けてつかわせ」