후리가나로 읽는 일본 고전
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しんしょたいこうき
新書太閤記
吉川 英治
吉川 英治의 新書太閤記(しんしょたいこうき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 197,228자 · 394화면
「来るわ来るわ。また来るわ」
閑そうな老人は、毎日、街道へ出て、長生きはするもの――といわぬばかり飽かない顔をして見物していた。
京、大坂はもちろん、遠くは西国から、また関東地方や北陸からも、各※(二の字点、1-2-22)、弟子や職人を連れて来る工匠たちが、陸続とこの安土へ集まった。
総奉行丹羽長秀の下に、普請奉行として、木村治左衛門、大工棟梁として、岡部又右衛門、小細工方宮西遊左、金具彫刻は後藤平四郎、漆師は首刑部。
そのほか、鍛冶、石工、左官、錺師、経師などにいたるまで、天下の工人の代表的な親方はみな腕の競いどころと一門をすぐって来ていた。――そして内部の杉戸、襖、天井などの美術的意匠には、狩野永徳が選ばれ、永徳はひとり自己の画派に偏せず、各派の名匠と凝議して、畢生の傑作をここに画いて、久しい戦乱のため、沈衰の傾向にあった芸術の光芒をここに燦として示そうとした。
桑田は一夜に変じて、規格正しい道路となり、湖に臨む山のうえには、いつのまにかもう天守閣の骨組みができていた。
須弥三十三天を象って、その主天とし、以下四天王を一楼一楼に組み、その一つを多聞天の閣とよび、多聞櫓を築き出している。