일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

しんしょたいこうき

新書太閤記

吉川 英治

吉川 英治의 新書太閤記(しんしょたいこうき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 197,228자 · 394화면

아오조라 문고

そうした光景に夜も更け初めたこの町へ。

ひょこりと、乞食のような姿をした男が、どこからか紛れこんで来た。

甲冑の武者を見ても、ぎらぎらした槍を見ても吠えない犬も、この男の影を見つけると、わんわん吠えついた。

「しッ、叱ッ……」

小石を投げながら、男の影は、逃げるように、岡崎城のほうへ駈けて行った。

濠の水と葉柳の並木が、もうそこに見えたとたんに、わらわらと駈け寄った武者たちの跫音が、

「こいつ、何処へ」

と、すぐ前後をつつみ、左右から跳びかかって、組み伏せていた。

何の抵抗もして来ない。

男は、ぺたんと大地に坐っている。そして、まわりの者を見まわしながら、

「ああ。あなた方は岐阜の御家中でございますな。援軍に……徳川勢の援軍に……これへ来ておいででございますか」

息づかいが困難らしい。非常な疲労を面にも言葉にもあらわしている。

警備の者は、それだけでも、充分に怪しんだ。ひとりが蹴とばさんばかりな身構えして云った。

「黙れッ。質すことは、此方にある。何だ貴様は。何処から来た?」

「長篠から参りました」

「なに。長篠から?」

「奥平貞昌の臣、鳥居強右衛門と申すものです。