후리가나로 읽는 일본 고전
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しんしょたいこうき
新書太閤記
吉川 英治
吉川 英治의 新書太閤記(しんしょたいこうき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 187,757자 · 375화면
ひとつの土龍戦術ともいえるものだった。これは前例のない戦法でもなく、城壁を高く持つこと極端なほど堅固な中国では古くから行われている法である。
また、そこから搬出される土をもって、城外の濠をどしどし埋め立てて行った。城中には明らかに動揺が認められた。秀吉はひそかに、
「――落城近し」
と結論を抱いていた。
ところが、やがてその地下突撃路が、城内へ貫通する日も間近のうちと思われていた一日、轟然たる大爆音が地を揺すった。
「ア。何か」
城に近い山上に在った秀吉も思わず床几から突っ立った程であった。
その手の堀秀政が、やがて息を切って、告げに来ていた。
「――敵もまた城内から、同じ方向へ坑を掘り進めて来たものらしく、爆薬の火計にかかって坑内のお味方はほとんど全滅を蒙りました」
聞くと、秀吉は言下に云った。坑道突撃隊の味方が全滅した――という悲報にたいし、彼は、その「報」は耳に取っても「悲」は膝を打って刎ね返していた。
「やあ、では坑道は貫ったな。ようし、道は拓けた」
振向いた秀吉の眸に、諸将は、ことばも俟たず、片手を地へつかえ、各※(二の字点、1-2-22)、眼をかがやかした。