일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

しんしょたいこうき

新書太閤記

吉川 英治

吉川 英治의 新書太閤記(しんしょたいこうき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 187,757자 · 375화면

아오조라 문고

なぜといえば、死生の間を通らずには、一箇の人としての成長もなく、戦場に学ばずしては、武門の子の教学もなかったからである。

ここに見る羽柴家子飼の者にしても、かつて、長浜の小姓部屋時代には、どれもこれも、青洟を垂らしかねない芋の子、山の子揃いだったのが、それが、どうして? と疑われるほど、いつのまにか各※(二の字点、1-2-22)、一かどの人品と武者振を備え、天下大惑の乱れを救うものわれなり――となす秀吉の左右にあって、大事小事、如何なる用にも事欠かぬだけの教養もみな持っていた。

それは決して、平日机坐の学問から受けたものではない。

多年、戦陣また戦陣で、主人の秀吉自身からして、勉強らしい勉強を書物に就いてする暇などなかった。兵書、国学、道義の書など、折にふれて手に取っても、それは悉く戦陣の燈下か、敵前の小閑だった。彼の小姓部屋の輩が、洟たれ時代から今日へ来た教学の過程もまた、同じものだったというてよい。

しかも秀吉始め下手ながら、国風の和歌も詠まんとなれば詠みもするし、筆書諸道、人なみはみな嗜んでいる。思うに、彼らの学問は、机というものを知らず、ただ、生死の道の生命を手鑑とし、人間世態の現実を訓と省み、天地自然を師となして体得されたものである。