일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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しんしょたいこうき

新書太閤記

吉川 英治

吉川 英治의 新書太閤記(しんしょたいこうき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 187,757자 · 375화면

아오조라 문고

敵の宿屋七左衛門も、自己の一突きで赤母衣の小武者は死したものと思い、踵を回して、十四、五間も先へ歩を移していた。

不意に、七左衛門は絶鳴をあげて、よろめいた。うしろから脇腹を目がけて突っこんだ槍をその死力に握られたので、桜井佐吉は、槍の柄を離して、太刀をひき抜き、一打、二打、三打――相手が殪れるやいな跳びついて首を掻いた。

「見事」

と、彼の味方は、鬨を作って遠くから祝した。

石田佐吉、大谷吉継、一柳兄弟、糟屋助右衛門なども、各※(二の字点、1-2-22)、劣らない働きをしたが、戦場は刻々、西へ移ってゆく。場所は同じでなく、時刻もちがう。

ここに。

末路的な最期をとげたのは、先に味方を裏切って、節を、柴田側へ売りこみ、玄蕃允を導いて“大岩山中入り”の手引きをした叛将の山路将監正国である。

彼も、この日、この戦場で、秀吉子飼のひとり、加藤孫六の手に討たれ、可惜、三十八歳の有為を、拭い得ない汚名と、取り換えてしまった。

のみならず、あの時、長浜から脱出を企てさせた将監の老母や妻子も、途中、番船に捕えられていた。そしてつい数日前に、敵味方環視の原頭において、