후리가나로 읽는 일본 고전
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しんきょうしょかん
新疆所感
日野 強
日野 強의 新疆所感(しんきょうしょかん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 4,263자 · 9화면
云々。露国の隠謀を道破してあまりありというべし。李鴻章の如きは、露国の仮装的強硬の態度に辟易し、むしろ新疆を放棄して後難を除くの得策たるにしかざるの意見を有せしも左宗棠の烱眼(けいがん)なる、夙に露国の野心を測り知るべからざるを看破し、断然李鴻章等の意見に反対し、『新疆一たび露国の手に帰せんか、甘粛、陝西、山西等の辺防ますます緊要を告げ、直隷また枕を高うするを得べからず。一を守るの勇なきもの、いずくんぞ両三を守るを得んや』と極論して、廟議ついに条約を破棄し、開戦に決せしめたり。露国をしてリワヂヤ条約を修正し、ついにイリ一帯の占領地を清国に還付せしめたるは、当時トルコとの紛擾ありて、多少露国の鋒鋩(ほうぼう)を鈍らしめたるによるといえども、そもそもまた左宗棠の※(「言+黨」、第4水準2-88-84)言大に力ありしにあらざらんや。
しかれども露国の執拗なる、一頓挫のために宿志を放棄するものにあらず、鋭意イリに対する施設経営の歩武を進め、露国の勢力がイリ一帯の地に瀰漫(びまん)しつつあるは、ひとたびイリの地を踏む者の一驚を喫する所なり。たまたま日露戦役において、敗衂(はいじく)の辱をこうむりし結果、多大の障碍を受けて、陽にその鋒鋩を収め、一時慎重の態度を装うといえども陰にその爪牙を磨き、孜々として勢力扶植の道