일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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めいじびじんでん

新編 近代美人伝 (上)

長谷川 時雨

長谷川 時雨의 新編 近代美人伝 (上)(めいじびじんでん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 129,076자 · 256화면

아오조라 문고

数え年の六歳に本郷小学校へ入学した。その年は明治の年間でも、末の代まで記憶に残るであろう西南戦争のあった年で、西郷隆盛が若くから国家のために沸かした熱血を、城山の土に濺いだ時である。翌年の七歳には特に手習師匠にあがった。一葉女史の筆蹟が実に美事であるのも、そうした素養がある上に、後に歌人で千蔭流の筆道の達者であった中島師についたからだ。十五年の夏には下谷池の端の青海小学校へ移り、その翌年に退校した。その後は他で勉学したとは公にはされていない。十九年になって中島歌子刀自の許へ通うまでは独学時代であったろうと考えられる。

それまでが女史の両親の揃っていた勉学時代、少女時代で、甲州は両親の出生地であった。父君は樋口則義、母君は滝といって、安政年間に志をたてて共に江戸に出、母は稲葉家に仕え、父は旗本菊池家に奉公し、後に八丁堀衆(与力同心)に加わった。そして維新後に生れた女史は、両親の第四子で二女である。甲斐の国東山梨郡大藤村は女史の両親を生んだ懐しい故郷なので。

小説「ゆく雲」の中には桂次という学生の言葉をかりて、

我養家は大藤村の中萩原とて、見わたす限りは天目山、大菩薩峠の山々峰々垣をつくりて、西南にそびゆる白妙の富士の嶺はをしみて面かげを視さねども、冬の雪おろしは遠慮なく身をきる寒さ、魚といひては甲府まで五里