후리가나로 읽는 일본 고전
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うんめい
日本の文学 3 五重塔・運命
幸田 露伴
幸田 露伴의 日本の文学 3 五重塔・運命(うんめい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N1. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N1 · 고급 · 신자체·신가나 · 100,648자 · 198화면
空に帰せんとするに臨みて、言うところ如何。一鳥の微なるだに、死せんとするや其声人を動かすと云わずや。太祖の遺詔感ず可く考う可きもの無からんや。遺詔に曰く、朕皇天の命を受けて、大任に世に膺ること、三十有一年なり、憂危心に積み、日に勤めて怠らず、専ら民に益あらんことを志しき。奈何せん寒微より起りて、古人の博智無く、善を好し悪を悪むこと及ばざること多し。今年七十有一、筋力衰微し、朝夕危懼す、慮るに終らざることを恐るのみ。今万物自然の理を得、其れ奚んぞ哀念かこれ有らん。皇太孫允、仁明孝友にして、天下心を帰す、宜しく大位に登るべし。中外文武臣僚、心を同じゅうして輔祐し、以て吾が民を福せよ。葬祭の儀は、一に漢の文帝の如くにして異にする勿れ。天下に布告して、朕が意を知らしめよ。孝陵の山川は、其の故に因りて改むる勿れ、天下の臣民は、哭臨する三日にして、皆服を釈き、嫁娶を妨ぐるなかれ。諸王は国中に臨きて、京師に至る母れ。諸の令の中に在らざる者は、此令を推して事に従えと。
嗚呼、何ぞ其言の人を感ぜしむること多きや。大任に膺ること、三十一年、憂危心に積み、日に勤めて怠らず、専ら民に益あらんことを志しき、と云えるは、真に是れ帝王の言にして、堂々正大の気象、靄々仁恕の情景、百歳の下、人をして欽仰せしむるに足るものあり。