후리가나로 읽는 일본 고전
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うんめい
日本の文学 3 五重塔・運命
幸田 露伴
幸田 露伴의 日本の文学 3 五重塔・運命(うんめい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N1. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N1 · 고급 · 신자체·신가나 · 100,648자 · 198화면
祷には効あり、言には験ありければ、民翕然として之に従いけるに、賽児また饑者には食を与え、凍者には衣を給し、賑済すること多かりしより、終に追随する者数万に及び、尊びて仏母と称し、其勢甚だ洪大となれり。官之を悪みて賽児を捕えんとするに及び、賽児を奉ずる者董彦杲、劉俊、賓鴻等、敢然として起って戦い、益都、安州、州、即墨、寿光等、山東諸州鼎沸し、官と賊と交々勝敗あり。官兵漸く多く、賊勢日に蹙まるに至って賽児を捕え得、将に刑に処せんとす。賽児怡然として懼れず。衣を剥いで之を縛し、刀を挙げて之をるに、刀刃入る能わざりければ、已むを得ずして復獄に下し、械枷を体に被らせ、鉄鈕もて足を繋ぎ置きけるに、俄にして皆おのずから解脱し、竟に遯れ去って終るところを知らず。三司郡県将校等、皆寇を失うを以て誅せられぬ。賽児は如何しけん其後踪跡杳として知るべからず。永楽帝怒って、およそ北京山東の尼姑は尽く逮捕して京に上せ、厳重に勘問し、終に天下の尼姑という尼姑を逮うるに至りしが、得る能わずして止み、遂に後の史家をして、妖耶人耶、吾之を知らず、と云わしむるに至れり。
世の伝うるところの賽児の事既に甚だ奇、修飾を仮らずして、一部稗史たり。