후리가나로 읽는 일본 고전
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うつりが
日本の文学 8 田山花袋 岩野泡鳴 近松秋江
近松 秋江
近松 秋江의 日本の文学 8 田山花袋 岩野泡鳴 近松秋江(うつりが)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 152,306자 · 300화면
、苦労をさした、気の毒である、可愛そうだと思っていても、そう思っていればいるほどお前ら一族の者の不人情な仕打ちを胸に据えかねて、そのままあのとおりの手紙を寝床の中で書いたのだ。
柳町の新吉の奴、どうしてくれよう。まだ暑い時分であった。私が、ともかくもお前と別れることになって、当分永い間東京に帰らぬつもりで函根にいって、二十日ばかりいて間もなくまた舞い戻って来た時、
新橋に着くとやッと青の電車の間に合って、須田町まで来ると、もう江戸川ゆきはなかった。ようよう電車賃が片道あったばかりだから俥にも乗らず、幸い夏の夜で歩くのによかったから、須田町から喜久井町までてくてく歩いて戻った。
思いきって一旦出て去った家へ帰るのは、それは仲に入って口を利いた柳町に対しても好かあないと思ったけれど、一時過ぎてから門を潜って庭から廻り四畳半の老母さんに聞えぬようにお前の枕頭と思う六畳の縁側の戸を叩くと、
「あなたですか※(感嘆符疑問符、1-8-78)」
と、お前が眼を覚まして内から忍ぶように低声で合図をしてくれた。
私は、やれ嬉しやと、お前が起き出て明けてくれた雨戸からそうっとはいりこんだ。