후리가나로 읽는 일본 고전
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にほんしゅっぱんきょうかいろん
日本出版協会論
嶋中 雄作
嶋中 雄作의 日本出版協会論(にほんしゅっぱんきょうかいろん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 8,985자 · 18화면
これを査定と称して当時の出版文化協会及び出版会の主要事業となっていたのである。ところで個々の雑誌及び書籍の内容判定は事実上査定者の主観的判断によって左右されることを免かれないから、出版行政の実体はこうした査定者群によって握られることになったのである。この点は非常に重大なポイントで、用紙割当行政に限っては査定者個人の主観的判断が行政の中核をなしていたということを忘れてはならないのである。そうしている間に、かれらは絶対的権力によってあらゆるデータを集め、活殺自在の剣を揮うと同時に、貴重なる資料に関する知識を習得したことも事実である。そこで問題は戦時出版統制を担当した人間の集団が、終戦後三年の今日においても、同じような権力を握り、またその権力を持続せんとしていることである。実にかれらを育成した環境そのものがいかに間違ったものであったかは、今では誰でも知っている。それをそのままにしておいて新らしき酒を盛ろうとすることは、私は絶対に無理だと思うのである。
無理か無理でないか、私は戦後かれらがとった行動の一つ一つについて考えて見たい。最初にかれらのやったことは、いわゆる戦犯問題で同業七社を叩き出し、いわゆる自由出版協会を作らせたことである。