후리가나로 읽는 일본 고전
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めいじにじゅうし、ごねんころのとうきょうぶんかだいがくせんか
明治二十四、五年頃の東京文科大学選科
西田 幾多郎
西田 幾多郎의 明治二十四、五年頃の東京文科大学選科(めいじにじゅうし、ごねんころのとうきょうぶんかだいがくせんか)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 2,474자 · 6화면
私は日本人として古典語を学ぶのは中々困難であると申上げると、それでもお前と同クラスの岩元君はギリシャ語を読むではないかとのことであった。You must read Latin at least. *2といわれた。しかしまた先生は時に手ずから煙草をすすめられ、私は(当時)煙草を吸いませぬと申上げると、先生は Philosoph muss rauchen. *3とからかわれた。
当時の哲学科の学生には、私共の上のクラスには、両松本や米山保三郎などいう秀才がおり、二年後のクラスには桑木巌翼君をはじめ姉崎、高山などいわゆる二十九年の天才組がいた。有名な夏目漱石君は一年上の英文学にいたが、フローレンツの時間で一緒に『ヘルマン・ウント・ドロテーア』を読んでいたように覚えている。私共のクラスでは、大島義脩君が首席であった。しかしそれでも後に独特の存在となられたのは、近年亡くなられた岩本禎君であったと思う。同君は上にいったように、その頃からギリシャ語を始められ、いつも閲覧室で字引を引いて、少しずつソクラテス以前の哲学者のものを読んでおられたようであった。あの人は何処かケーベルさんと似た所があった。