일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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めいじかいか あんごとりもの

明治開化 安吾捕物

坂口 安吾

坂口 安吾의 明治開化 安吾捕物(めいじかいか あんごとりもの)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 26,820자 · 54화면

아오조라 문고

良伯は目をまるくした。棒をのんだようだった。しかし、やがてクスリと笑って、

「英信は本当に気がちがったに相違ない。漢方の書物に憂鬱性フーテンというのが奴メの病気に当っている。この反対に発陽性フーテンというのが、まアいくらかオレが近いかも知れんな」

と苦笑にまぎらして、二人の会話は終りをつげたのである。

ところが、その晩、光子は珍しく祖父の居間へよびつけられた。一対の燭台をはさんで、この怖しい覆面の人物と相対するのは、それだけでもすでに半ば喪失しかけているような心持であったが、彼女が詰問をうけたのは、英信が彼女に語った言葉についてであった。祖父の言葉が叱責の語気であったとも思われないが、狎れることを許さない語気ではあった。光子の身も心も凍りついて、心の自由の展開がまったく封じられていたのは云うまでもない。彼女はありのままにすべてを語った。それを祖父がいかなる感情で受けとったかは、覆面のため一切知ることができなかった。

「風守について知りたがることは、今後は慎むがよいぞ」

祖父はきき終って、そう訓戒した。しかし、それで終るかと思うと、そうではなくて、

「だが、お前が風守について好奇心を起すにはイワレがあろう。