일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

めいじかいか あんごとりもの

明治開化 安吾捕物

坂口 安吾

坂口 安吾의 明治開化 安吾捕物(めいじかいか あんごとりもの)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 26,820자 · 54화면

아오조라 문고

なぜ風守の暮しぶりが知りたかったか、そのワケを語ってごらん」

覆面の奥にある目がどんなふうに光っているか、光子は顔をあげてそれを見る勇気はなかったが、地上のいかなる物もそれ以上に威力にみちた怖しいものはないことが感じられた。光子は隠すことができなかった。

「風守さまは御病気でもないのに、キチガイにされ座敷牢に押しこめられていらッしゃるときいたからです」

「誰だ。そのようなバカなことを言うた者は?」

「一枝さまです」

「仕様のない小女めが。そして、誰が、なぜ、そういうことをしていると申したのじゃ」

「それはおききいたしません。ただ、母なき子あわれ。母ある子幸あれ、と仰有っただけです」

「ナニ?」

八十三の老人とはいえ、岩のような巨体であった。その岩は、にわかにゆれて、ミズミズしい豪快な音をたてて笑いだした。

「母なき子あわれ。母ある子幸あれ」

老人は大声で復誦して、また一しきり笑いたて、

「多少の詩心はあるとみえる。だが、あさはかな奴らが。以後は小人の言葉にまどわぬがよかろう。じゃが、文彦の姉のそなたに今まで教えておかなかったのが手落ちであろう。改めて、ただいま言いきかせるからよくきくがよい。