일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

めいじかいか あんごとりもの

明治開化 安吾捕物

坂口 安吾

坂口 安吾의 明治開化 安吾捕物(めいじかいか あんごとりもの)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 23,336자 · 47화면

아오조라 문고

奥さんは驚いて気分を悪くなさったらしく、蒼ざめて苦痛の様子でしたが、夢之助さんが親切で、お水をのませるやら、介抱して下さいまして、しばらくそッとしてあげるがよかろうと仰有るので、私は外へでて、方々小屋をのぞいて遊んでいました。一時間半ぐらいして戻ってみると奥さんの姿がどこにも見当りません。方々探して、三時半ごろまでうろついていましたが、先にお帰りになったのかも知れないと、いったん戻って参りました」

「奥さんの姿が見えないと分ったのは何時ごろだね」

「何時ごろか正しいことは分りませんが、一時ぐらいかも知れません」

どうやら殺人の現場に当りがついてきた。大行李に詰めてあったも道理、女剣劇の荷造りの中に、荷物の一ツのように見せかけて荷造りされたように思われるのである。

そこへ横浜から夢之助はじめ、小山田新作、荒巻敏司らが連行されてきた。ここに至って、事件は直ちに解決するものと、新十郎はじめ、甚だ簡単に考えたのだが、あにはからんや、これより益々迷宮に入るのである。

★

先ず意外なのは荒巻の証言であった。彼はこの日、十一時ごろ、いつもの通り露月でヒサと会う約束であったから、十一時前から露月で待っていた。