후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
きょくていばきん
曲亭馬琴
邦枝 完二
邦枝 完二의 曲亭馬琴(きょくていばきん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 11,788자 · 24화면
これで二三ン日経ったら、また出掛けてって、井戸水の一つも汲んでやるんだ。そうすりゃア深川あたりに、独りで暮していてもつまるめえ。なんなら遠慮なしに、家へ来ていたらどうだと、そういうに極っている。何しろ、飯は一ン日に一碗でいいといっといたんだから、一月食っても三十杯だ。他の居候の三日半の食扶持で、おれくらいの学者が一月飼っておけるとなりゃア損得ずくから考えても、損にゃなるまい。それでも、置いてさえくれりゃア、こっちは大助りだ。第一、これから先食わずにいるような心配は、金輪際なくなるし、その上当世流行の、黄表紙書きのこつは覚えられるという一挙両得。どっちへ転んだって損はねえ大仕合か。待てば海路の日和とは、昔の人間にも、悧巧者はあったと見える。――」
三日三晩、眠らずに考え抜いた揚句出かけて来たと、もっともらしいことを、京伝の前ではいったものゝ、実は馬琴はゆうべし方、痛い足を引摺って、二た月余りの、売卜者の旅から帰って来たばかりであった。
品川を振り出しに、川崎、保土ヶ谷、大磯、箱根。あれから伊豆を一廻りして、沼津へ出たのが師走の三日。どうせこゝまで来たことだからと、筮竹と天眼鏡を荷厄介にしながら、駿府まで伸して見たのだったが、これが少しも商売にならず。