일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

むらいちばんそうけいせん

村一番早慶戦

佐々木 邦

佐々木 邦의 村一番早慶戦(むらいちばんそうけいせん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 16,468자 · 34화면

아오조라 문고

その大金持の後押しで酒の醸造を始めたのが成功の切っかけだった。

僕の家には忠八という名詮自性の忠僕がいた。もう疾うに死んだが、僕は忠犬八公を連想する。八公の銅像を見た時、顔も似ていると思って、感慨無量だった。僕はこの忠八から家庭の教育を受けたようなものである。物心を覚えてからは忠八が始終附き添っていた。

「一夫さん、東金に負けちゃなりませんぞ。今にあんたが東金を見返してやるんです」

これが忠八のおはこだったが、六つや七つの子供には意味が徹底しない。見返すと言うからには、その頃からもう多少此方が引け目になっていたのだろう。

「東金は悪いの?」

「成り上りです」

「成り上りって?」

「生意気です。村一番って顔をしています」

「東金の店は立派だね」

「それだから一夫さんが今に見返してやるんです」

「今でも見返すよ。あんな立派な店だから、前を通ると、何うしても見返す」

その頃、僕は未だ東金君と交渉がなかった。同じ字だけれど、東金君は上で、僕の方は下だ。家が離れているから遊ばない。しかし小学校へ入ったら、僕と東金君が一緒の机に並んだ。他の子供達よりも東金君は遙かに好い子だった。