후리가나로 읽는 일본 고전
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とうあのへいわをろんず
東亜の平和を論ず
大隈 重信
大隈 重信의 東亜の平和を論ず(とうあのへいわをろんず)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 15,708자 · 32화면
蒙古の勢力はもはや五世紀も前になってしまったのに、今日までそれと同じ露西亜の勢力が残っているというは如何にも不思議である。およそ進化の理を以て論ずるも、またかくの如き中古時代のものが今日まで存在しているということは頗る疑問である。これは全く一種の外交的関係から来ているのであろう。即ち国際的関係、勢力平衡の上から露西亜という国が世界に大なる勢力を現しているので、その実力はすでに無くなっている。実勢は既に過去って惰力的の勢力が存在しているというに過ぎぬ。ところが日本は如何なる勢力であるか。即ち新勢力である。新たに勃興したところの勢力である。世界の文明、世界のあらゆる科学を応用して、而して中古的、専制的、封建的の羈絆を脱却してついに立憲の政治を行い、憲法を制定し宗教の自由を認めたという国柄である。歴史を読んでみても、仏蘭西の大革命以来専制の勢力は次第に消耗して、尠なくとも千八百四十八年以後は専制の勢力はほとんど全く消滅したのである。今日の流行語を以ていえば、頑強に立憲的運動に反抗した墺太利も普魯西も日耳曼列国もことごとく敗北して立憲政治を施くに至った。