일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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とうあのへいわをろんず

東亜の平和を論ず

大隈 重信

大隈 重信의 東亜の平和を論ず(とうあのへいわをろんず)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 15,708자 · 32화면

아오조라 문고

この時に露西亜という一国のみは依然としてその制度を改めない。これは国が僻在しておって守旧に便利なのと、「スラーブ」民族が元来政治思想に乏しきが故であるが、その地勢が守るに易く攻むるに難く、奈波列翁の失敗なぞのために西欧羅巴の国々が勢力を買いかぶったに原因すると思う。しかしながらかくの如き勢力が新勢力に競争して勝つということは進化の理に戻っている。中古の遺物として蒙古的勢力、亜細亜的勢力が欧羅巴に存在している。然るに亜細亜にありながら世界の最も進んだる文明を有する日本がこれに打ち勝つ。即ち欧羅巴に国しておるところの「スラボニック」民族が亜細亜的の働きをして、亜細亜に国しながら新文明の空気を呼吸する日本に打撃されるとは如何にも不思議なる現象であるが、これ蓋し真理である。進化の原理に符合するのである。故にこの戦いは必ず勝つと思う。

しかし勝つということになった暁、我輩の言うところの世界に於ける日本の地位は如何なる変化をなすか。我輩をしてごく露骨に自分の理想、自分の希望を言い現さしめば、世界のすべての問題に日本帝国が発言権を十分に占めたいと、こう思うのである。