일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

くわのきものがたり

桑の木物語

山本 周五郎

山本 周五郎의 桑の木物語(くわのきものがたり)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 39,815자 · 79화면

아오조라 문고

魚の釣り方も、池のかいぼりも、大川で泳ぐことも教えた。若君もだんだん身軽に動けるようになり、わる悪戯をして追っかけられるようなばあいでも、なかなかすばやく巧みに逃げられるようになった。――向島の長命寺の近くへいったときのことだが、寮めいたある家の側でふと思いだし、「ちょっと待ってな、慥かこの中だと思ったが、いまうめえ物を取って来てやるからな」

こう云って悠二郎は、生垣の隙から庭の中へもぐり込んだ。そこでまえに桑の実を取ったことがある、少し季節がおくれているが、場所は慥かにそこだと思ってはいった、するとはたして大きな桑の木があり、生り盛りは過ぎているが、黒い実がまだかなり残っている。――悠二郎は両手でそれを摘み取り、ふところへ入れてはまた摘み取った。と、とつぜん、

「この野郎、また庭を荒すか」

こう叫びながら、下男のような男が棒を持ってとびだして来た。悠二郎はすばやく生垣の隙から外へぬけ、「早く早く」と、若君をつきとばすように逃げだした。――水戸屋敷のところまで息もつかずに走り、そこの土堤の下で、ふところから桑の実を出して二人で喰べた。

「うまいねえ、こんなうまい物は初めてだ、これなんの実なの」