일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

くわのきものがたり

桑の木物語

山本 周五郎

山本 周五郎의 桑の木物語(くわのきものがたり)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 39,815자 · 79화면

아오조라 문고

八

「こんなものを、どうせ、始末におえません、見るたびにどうも、なんとも」庭師の老人はしきりにこぼしていた、「――どうしたってお庭につくもんじゃございません、いまに爺いが叱られるに定っています」

正篤はなにも云わず微笑していた。

まだ下屋敷にいるときから、悠二郎は諄く正篤に念を押した。今年こそ奥からやかましく云われるに違いない、しかし決して譲歩なさらぬよう、自分は祖父や準斎のほうを説得するから、あなたは奥に対してきっぱりした態度をとって頂きたい。早婚の害はとりかえしがつかないという、二十までは決して奥の寝所へははいらぬように。――正篤は約束した、そうして上屋敷へ戻った日の夜、改めて正篤のほうからその約束を繰り返した。

「決して譲歩はしない、大丈夫だ」

八

おれはまずおれ自身を生かしてゆく、そしてもし寿命がゆるすなら、世継ぎには健康な血統をのこすようにしたい。正篤はこう云って、さらに次のように続けた。

「おれはおまえのおかげでいろいろ世間を知ることができた、商人や日雇い人足や職人たち、そのほか一般の町家の暮しをずいぶん見てきた、――そしてそのときの政治が、善ければいいように、悪ければそのまま悪く、直接あの者たちの暮しにひびくことも、おぼろげながらわかるように思う、……今年の冬もいこう、来年も再来年も、いとまのある限り