일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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しょくぶついちにちいちだい

植物一日一題

牧野 富太郎

牧野 富太郎의 植物一日一題(しょくぶついちにちいちだい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 160,011자 · 312화면

아오조라 문고

これを栗本丹洲に質問したが丹洲もまたその説を疑ったということが白井光太郎博士の『改訂増補日本博物学年表』に出ている。

元来馬鈴薯というものは中国の福建省中の一地方に産する一植物の名で、それが『松溪県志』(松溪県は福建省地方の地名)と題する書物に僅かに載っているが、それがどんな植物であるのかは中国人でさえもこれを知らず、またかろうじての右の県志のほか、ありとあらゆる中国の文献には敢て一つもこれが出ていない。すなわち得体の分らぬ一辺境の中国土産の品で、中国人でさえも一向に知らないオブスキュアの植物である。

しかるにジャガタライモは元来外国産、すなわち南アメリカのアンデス地方の原産のもので、四三三年前の西暦一五六五年に初めて欧州に入り、後ち欧州から東洋に持ち来たされ、ついに我が日本におけると同様に中国にも入りこんだものである。この事実からみても、それが元来の中国植物である馬鈴薯ではあり得ない理屈ではないか。そして中国人はこの外来植物に対して適切な新命名の洋芋(洋とは海外から来た渡り者を意味する)あるいは荷蘭薯(オランダイモの意)などと称えていて、けっしてこれを馬鈴薯などと間違った名では呼んでいない。