일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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じろうものがたり

次郎物語

下村 湖人

下村 湖人의 次郎物語(じろうものがたり)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 178,724자 · 355화면

아오조라 문고

恭一と次郎とは、あらかじめ会員に相談した上できめたいと主張したが、大沢は朝倉先生の考えを名案だと言って賛成し、俊亮も、とりあえずのところ、そうするよりほかあるまい、と言って、しいて反対もしなかったので、わけなくきまったのだった。送別会のことでは、俊亮までが次郎たちといっしょになって、熱心に朝倉先生を説いた。しかし先生は頑として承知しなかった。

文庫の運搬は大沢と恭一とが引きうけて、あすのうちにとりはこぶことになった。

間もなくそろっておいとましたが、門を出ると、次郎はすぐ俊亮に言った。

「あすの夕方、先生は奥さんといっしょに、うちに来て下さるそうです。会員にもその時集まってもらってはいけませんか。」

俊亮は立ちどまってしばらく考えたが、

「そうか。じゃあちょっと待ってくれ。」

そう言って、彼はもう一度玄関に引きかえした。そして大方十分以上もたって出て来たが、

「よし、うまく行った。あすは先生に夕飯を差上げる約束をして来たんだ。会員にも夕飯を食べないで集まるように言ってまわってくれ。」

大沢は眼をまるくして、

「しかし、会員全部だと三十人ぐらいはいますよ。