일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

ぶどうむもん

武道無門

山本 周五郎

山本 周五郎의 武道無門(ぶどうむもん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 12,130자 · 24화면

아오조라 문고

一

一

宮部小弥太は臆病者であった。

二十八にもなって、いまだに暗闇を独りで歩くのが怖かったり、夜半の上厠に怯えたり、他人の喧嘩を見るだけで震えたりするようでは、農夫町人としても臆病者の譏りはまぬかれないだろう。小弥太は小身ながら武士であった、然も寛永正保という、武家気質の最も旺盛な時代のことだから実に眼立った。……彼は物心のつく時分から、どうかしてもっと剛毅不屈な人間に成ろうとして、色々と苦心してみたのである。しまいには神社、仏堂に参籠までした。滝に打たれてもみたのである、けれど持って生れた性質はどうにもならなかったので、遂には自分でも諦めてしまった。

彼は三河国岡崎藩、水野監物忠善の家臣で、先手組五十石あまりの小身者だった。然しその「小身者」だということが、彼にはどんなに有難かったか知れなかった。仮に三百石か精々五百石どころの家に生れたとしたらどうだろう、彼にはそう考えるだけで身震いが出た。そして自分の軽い身分と、眼立たない境遇とを振返ってみて、心から安息を感ずるのであった。

正保四年二月、小弥太は同家中の番頭格を勤める橋本作左衛門の娘お八重と祝言を挙げた。