후리가나로 읽는 일본 고전
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〔きひんのせんげん、ちとくのもはん〕
〔気品の泉源、智徳の模範〕
福沢 諭吉
福沢 諭吉의 〔気品の泉源、智徳の模範〕(〔きひんのせんげん、ちとくのもはん〕)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 3,117자 · 6화면
左の一編は十一月一日、慶應義塾先進の故老生が懐旧会とて芝紅葉館に集会のとき、福澤先生の演説したるものなり。
老生の演べんとする所は、慶應義塾の由来に就き、言少しく自負に似て俗に云う手前味噌の嫌なきに非ざれども、事実は座中諸君の記憶に存する通り聊も違うことなく、且つ今夕は内輪の会合にして他に憚る所もあらざれば、過ぎし昔の物語も吾々には自から一入の興味あるべし。抑も人間世界は苦中楽あり。今を去ること三十年、我党の士が府下鉄砲洲の奥平藩邸を去て芝新銭座に移り、匆々一小塾舎を経営して洋学に従事したるその時は、王政維新の戦争最中、天下復た文を語る者なし。況んや洋学に於てをや。時論は攘夷の頂上に達し、洋学者の如きは所謂悪魔外道の一種にして、世間に容れられざるのみか、又随てその悪む所と為り、時としては身辺の危険さえ恐ろしき程の次第なりしかども、人生の性質は至極剛情なるものにて、世人が概して自分等を敵視すれば、その敵意の盛なる程に此方も亦窃に之に敵するの心を生じて、公然力を以てするは固より叶わざる所なれども、心の底には他の無識無謀を冷笑すると共に、故さらに勉めてその言わざる所を言い、その好まざる所を行い、一切の言行を世論の反対に差向けて意気劇烈、些少も仮す所なく、満天下を敵にするの覚悟を以て自から居たるこそ一時の奇なれ