일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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えいきゅうへいわのせんけつもんだい

永久平和の先決問題

大隈 重信

大隈 重信의 永久平和の先決問題(えいきゅうへいわのせんけつもんだい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 11,090자 · 22화면

아오조라 문고

換言すれば、全人類共同の幸福安全を希うものであって、これを具体的に直接に論ずれば強を恃んで弱を凌ぐことを為さぬ事だといっても宜しい。強を恃んで弱を凌ぐ。これが一番人類の禍である。政治上といわず、経済上といわず、争いの本は常にこれである。即ちこれが経済上に現れれば、資本的勢力が貧しき下層民、重に小作人、労働者というが如き者の生活を圧迫する事と為って、由々しき社会問題を惹起す。しかしながら世界の全人類の中に資本家階級に属する者と、然らざる下層民の階級に属する者との数の比較は如何様になるか。言うまでも無く前者は少数であって、後者は極めて多数である。それ故に後者は一個人としては弱いが、集まれば強くなる。一旦争端が開けると寡は衆に勝つべからず。一個人としては強き資本家階級も、下層民の集合の勢力に敵し兼ねて、自己の運命を彼等の掌中に委ねなければならなくなる。それ故に資本家階級なればとて、勝手に私利を壟断して下層民を虐げる事は出来ぬ訳で、両々相調和し親昵し行くところに、初めて平和を楽しむ事が出来るんである。即ち強者はあくまで道徳的に弱者に臨むべきであるので、もし一歩これを誤れば即ちかのカイゼルの汎独主義と為る。