후리가나로 읽는 일본 고전
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わたしのこどもじぶん
沖縄女性史
伊波 普猷
伊波 普猷의 沖縄女性史(わたしのこどもじぶん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 29,877자 · 60화면
これは『女官御双紙』にも書いてあれば、オモロにも謳ってあります。実際当時の沖縄では八重山を征服したのは君南風の策略が与って力があると信じていました。そして船中の勇士たちはこの女傑のオモロ(讃美歌)とオタカベ(祈祷)によって鼓舞されたとのことであります。これは神功皇后の話とともに上古における日本民族の女子の位地が低くなかったという証拠になると思います(与那国島にはかつてサカイイソバという女王があって、島を支配したという口碑が遺っています)。私は、『漢書』や「魏志」に九州地方に当時たくさんの女王がいたと書いてあるのは、たぶん支那の航海者がこの勇壮活溌にして政治上に勢力のあったのろくもいのごとき者がたくさん活動しているのを目撃して早合点をしたのではなかろうかと思います。ここはおおいに研究する価値があるだろうと思います。とにかく、上古においては男女のケジメが心身ともに今日見るような甚しい差はなかったのでありましょう。
右に申述べたのろくもい以上の者は、政略上いわば人為的に出来たものでいずれも純然たる官吏であります。そして旧琉球政府は、こののろくもいを自然に出来上った根人(氏神すなわち根神に仕える女子)の上に置いてこれを支配させたのであります。