후리가나로 읽는 일본 고전
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わたしのこどもじぶん
沖縄女性史
伊波 普猷
伊波 普猷의 沖縄女性史(わたしのこどもじぶん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 29,877자 · 60화면
虎の子や虎、犬の児や犬、食与ゆ者ど我御主、内間御鎖ど我御主
という風に謡ったところが、衆皆これに和してここに一国の君主は選挙されたとのことであります。これがいわゆる世謡というもので、琉球の上古にあってはいわゆる世替(革命)がある場合にはおおかたこの形式によって国王の選挙は行われたとのことであります。世謡ということは「国家の大事件を謡う」の意で、予言者と詩人とを兼ねた社会の先覚者が神の命を承けて詩歌の形でこれを民衆に告げることであります。近代的の言葉を用いていえば、その社会の公然の秘密――雲のごとく煙のごとくたなびける社会情調――を民衆が意識せざるに先だちあるいは意識していても発表し切れない時に、見識なり勇気ある人がこれを看破し表明することであります。もっと手短にいえば時代精神を具体化することであります。カーライルの『英雄崇拝論』を繙いてみると、ある古代のヨーロッパ語ではポエット(詩人)とプロフェット(予言者)とは同義語であって二者を表わすべきヴァーテスという語は別にあるとのことでありますが、前に申上げたおもろねやがりもきやのうちぬきまるも詩人・予言者を兼ねたヴァーテスの類であったろうと思われます。