후리가나로 읽는 일본 고전
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かはくれいじょう
河伯令嬢
泉 鏡花
泉 鏡花의 河伯令嬢(かはくれいじょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 33,763자 · 68화면
美しい人の面影です。――
村へ、はじめて女神像を据えたのは、あの草団子のまわり縁で。……その家の吉之助というのの女房、すなわち女神の妹は、勿論、姉が遭難の時、真さきに跣足で駈けつけたそうですが、
(あれ、あれ、お祝の口紅を。身がきれいになって。)
と、云って泣いたそうです。
姉が日雇に雇われるとは知らなかった。……中たがいをしたのでも何でもない。選んだ夫の貧しい境遇に、安処して、妹の嫁入さきから所帯の補助は肯じなかった。あの時、――橋で中よく遊んでいた男子たち、かえって、その弟の方が、姉さんの子だったそうです。
この妹が、凜としていた。土地の便宜上、米町川の上流、大笹に地を選んで、とにかく、在家を土蔵ぐるみ、白壁づくりに、仮屋を合せて、女神像をそこへ祭って、可心は一生堂守で身を終る覚悟であった処。……
(お心はお察し申しますが、一つ棟にお住いの事は、姉がどう思うか、分りかねます。御僧をお好き申して助けましたか。可厭で助けましたか。私には分りませんから。)
妹がきっぱり云った。
可心は、ワッと声を上げて泣いたそうです。
そこで、可心一代は、ずッと川下へ庵を結んで、そこから、朝夕、堂に通って、かしずいて果てた、と言います。