후리가나로 읽는 일본 고전
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かはくれいじょう
河伯令嬢
泉 鏡花
泉 鏡花의 河伯令嬢(かはくれいじょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 33,763자 · 68화면
余りにその活きたるがごとく、目に微笑をさえ含んで、澄まし返った小憎らしさに、藩主が扇子をもってポンと一つ頭を打つや、颯と立って、据腰に、やにわに小刀に手を掛けて、百万石をのけ反らした。ちょっと弁吉の悪戯だというのである。三聖酢をなむる図を浮彫にした如意がある。見ると、髯も、眉も浮出ているが手を触ると、何にもない、木理滑かなること白膏のごとし。――その理、測るべからず。密に西洋に往来することを知って、渠を憚るものは切支丹だとささやいた。
――鳶(鶴ではない)を造って乗って、二階から飛んでその行く処を知らない。
好んで、風人と交ったから、――可心は、この怪工に知を得て、女神の像は成ったのである。
また希有なのは、このあたり(大笹)では、蛙が、女神にささげ物の、みの、髢を授けると、小さな河童の形になる。しかしてあるものは妖艶な少女に化ける。裸体に蓑をかけたのが、玉を編んで纏ったようで、人の目には羅に似て透いて肉が甘い。脚は脛のあたりまでほとんどあらわである。月朧に、燈くらき夜など、高浜、あべ屋、福浦のあたりまで、少からず男を悩すというのである。
小山夏吉の手紙は、この意味を――