후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
かいなんき
海難記
久生 十蘭
久生 十蘭의 海難記(かいなんき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 28,628자 · 56화면
この土地で元気なのは、昆虫と猛獣と爬虫類、そのほかについては、いちいち書く気もしない……」
サン=ルイはダカールの北、セネガルの河口と、象の鼻のように垂れさがったバルバリーの砂嘴の間に挾った洲島の小さな町で、島の東側に広い泊地があり、英国のセネガル総督以下、官吏、警備隊、開発会社の社員とその家族など、英国人を主にした約五百人の欧羅巴人がセネガルの黒人といっしょに住んでいた。この地方はサハラ沙漠の入口にあたるので、一年の平均温度は摂氏の六十五度に達し、泡まじりの溜水のほか、飲料水もないひどいところで、薄濁った河には、人を喰う鰐と、人に喰われる鰐がうようよしているが、吃水八尋以上の艦船が通過困難な狭い水道の奥に位置しているので、戦略的には重要な地点になっていた。
フランスの拓殖省では、一八一六年のはじめから植民地再建の準備にかかり、五月の終りまでに植民地政庁の機構と入植団の編成を完了し、新総督にはジュリアン・シュマルツ大佐を、三個中隊三百人の植民地警備軍の指揮をポアン・シニョン少佐に任命した。開発隊の輸送には三隻の軍艦とル・ロァールという運送船をやることにし、艦隊司令官をデュロア・ド・ショオマレェに、各艦の責任者の配属をつぎのようにきめた。