후리가나로 읽는 일본 고전
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かいなんき
海難記
久生 十蘭
久生 十蘭의 海難記(かいなんき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 28,628자 · 56화면
ゲランは間もなくサン=ルイの病院で死に、妻の頭といっしょに墓の下に入った。
海軍省に提出したショオマレェ中佐の「海難報告書」によれば、離船完了の七月五日、午前七時現在で、筏には百四十五名(アルマン・グラヴィエルの「亜弗利加沖難破の真相」では百四十七名)の人員が乗っていた。筏の責任者ジャン・クゥダン海軍少尉、サヴィニ海軍軍医試補、四名の陸軍将校(デュポン大尉、ルルウ中尉、ロザージュ少尉、クレーレ少尉)、クゥルタード砲術長、シャルロォ兵曹長、ラヴィエット海軍木工長、ベレエ海軍経理士外十一名の海兵、黒人輸卒を含む百二十名の陸兵、技師(コレアール)、水先案内人(トーマ)以下、酒保婦を加えた八名の地方人というのがその内訳であった。
七月五日から十六日まで、十二日間の漂流中の記録には、サヴィニ軍医補が巴里の新聞に発表して一世の人心を恐悚させた「アルグゥイーンに於ける難破事件」(一八一六年九月十三日、「デバ」紙)、コレアール技師の「海難記」、ほかに筏の責任者クゥダン少尉の公文の報告書があるが、このほうはできるだけ責任を回避しようとして簡略な記述にとどめている。