후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
みおつくし
澪標・落日の光景
外村 繁
外村 繁의 澪標・落日の光景(みおつくし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 130,889자 · 268화면
ジュッと短い音をたてて、火は直ぐ消えた。真黒に焦げ固った綿の中へ、私はもう一杯水を流し込んだ。
「さあ、もう大丈夫、寒かったろう」
私は妻を抱き上げた。妻は私の手の上で、泣き顔して、子供のような声を上げた。
「怖いよう、電気炬燵は怖いよう」
「うん、僕もあんなもの好かんね。子供のやることは、ほんとに油断出来ないよ」
妻が用を足している間に、私は私の蒲団を敷きかえたり、押入から破れ蒲団を引きずり出したりして、妻の床を敷き、ようやくその上に妻の体を抱き下した。
「さあ、やれやれだったね。どうかな、これで寒くないつもりだが」
妻の蒲団を掛けてやると、私は子供の蒲団の間に潜り込んだ。十二歳の少年の体と、十五歳の少女の体が温っていた。が、どちらの蒲団も丈が短く、私は足の置き場にも困り、今度はなかなか眠れそうにもなかった。不意に、妻の泣き声が聞こえてきた。
「寒い、寒い、寒いなあ」
「そうか、炬燵をうっかりしていたわい」
「怖いなあ、電気炬燵は怖いなあ」
「そんな電気炬燵じゃない。父さん式、粉炭こっぽり入れて、ほこほこしたの入れたげようね」
紙屑を集め、マッチを擦って、火を移した。