일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

みおつくし

澪標・落日の光景

外村 繁

外村 繁의 澪標・落日の光景(みおつくし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 130,889자 · 268화면

아오조라 문고

ばたばたと軽く団扇で煽ぎながら、炭かけもその上に乗せた。深夜の台所の電灯というものは侘しいものだ。蜘蛛の巣、大根の干葉、蜜柑の皮、汚れた折板、空瓶。板の間の隙間洩れる風が、裾の間から入ってくる。睾丸が縮むようだ。またばたばたと団扇を動かす、ピンピンと炭がはぜる。隣家の時計が二時を打った。と思った途端、自家の時計も、五分前の時を刻んだ。

「さあ、おこったよ。暖いの、入れてあげるからね」

私は妻の床の中に炬燵を入れ、痩せ細った脚二本、はだけているのを直してから、蒲団を伏せ、その裾の上を二つ三つ軽く叩いた。そうして、私は再び子供の蒲団の間に潜り込んで、いつか眠ってしまったのであった。

四囲、深い夜陰に包まれた中で、いかにもぽつんと五燭の電灯一つ点っているような出来ごとであった。まるで夢のようでもあった。今朝、起きてみると、妻はすやすやと眠っているではないか。珍しく、頭の痛みも鎮まったのか、穏やかな顔して、いかにも安らかに眠っていた。しかもこれはまた何という素晴らしい空の色であろう。雲もなく風もなく、光さえも吸い取ってしまったような、ただ青一色の空の色だった。