후리가나로 읽는 일본 고전
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かわ
牛をつないだ椿の木
新美 南吉의 牛をつないだ椿の木(かわ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N3. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N3 · 중급 · 신자체·신가나 · 75,647자 · 155화면
川
一
四人が川のふちまできたとき、いままでだまってついてくるようなふうだった薬屋の子の音次郎君が、ポケットから大きなかきをひとつとり出して、こういった。
「川の中にいちばん長くはいっていたものに、これやるよ」
それを聞いた三人は、べつだんおどろかなかった。だまりんぼの薬屋の音次郎君は、きみょうな少年で、ときどきくちをきると、そのときみなで話しあっていることとはまるでべつの、へんてこなことをいうのがくせだったからである。三人は、なによりも、その賞品に注意をむけた。
つややかな皮をうすくむくと、すぐ水分の多いきび色の果肉があらわれてきそうな、形のよいかきである。みなはそれを、百匁がきといっている。このへんでとれるかきのうちでは、いちばん大きいうまい種類である。音次郎君の家のひろい屋敷には、かきや、みかんや、ざくろなど、子どものほしがるくだものの木がたくさんある。音次郎君がきみょうな少年であるにもかかわらず、友だちが音次郎君のところへ遊びにいくのは、くだものがもらえるからだ。
ところで、賞品のほうはまず申しぶんなしとして、川のほうはどうであろう。