후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
いぬがなくとガラスがこわれるか
犬がなくとガラスがこわれるか
中谷 宇吉郎
中谷 宇吉郎의 犬がなくとガラスがこわれるか(いぬがなくとガラスがこわれるか)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 20,337자 · 41화면
味の素の発見は、料理に一紀元を画したものではあるが、これでうまいという味の問題が片づいたわけではない。味の素は、グルタミン酸ソーダであって、昆布のうまみの主成分である。その外にも、天然には、鰹節だの、椎茸だの、いろいろちがったうまみがある。それで、鰹節の味の主成分イノシン酸ソーダや、椎茸の味のグアニル酸ソーダなどを加えた調味料も売り出されてきた。
このほうが、もちろん味は複雑になり、一進歩にはちがいないが、それでも、うまさの問題が、これで全部解決されたわけではない。第一に、これらの化学製品は、ある食品のうまみの主成分であって、そのうまみのすべてではない。複合調味料についても、同じことがいえる。
それよりも大切なことは、こういう調味料と食慾との関係である。味の素の料理をうまいという人もあるし、しつこいといっていやがる病人もある。いやがるほうが、病理的の現象か、うまいとおもうほうが、人工調味料にならされて、舌が味盲になっているのか、簡単には断定できないであろう。もちろん使い方にも、問題がある。
食慾の問題は、栄養学のなかでも重要な部面とおもわれるが、あるえらい医学者の話では、この方面は、現代の医学ではほとんど未開拓の分野であるということである。