일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

いちろうじん

犬田卯短編集二

犬田 卯

犬田 卯의 犬田卯短編集二(いちろうじん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 51,383자 · 103화면

아오조라 문고

ただ、身上をふやしたい、土地持ちになりたい、ならなければならぬ、といったような封建的な――というよりは近代的なといった方が当るかも知れぬ――ある百姓心理のこり固まりなのだ。

彼らは最初、きまって無我夢中に働く。馬車馬のように向う見ずに働いて働いて働き抜くのである。病気ということも知らなければ、世間体ということも知らない。何ものかに憑かれたように、ないしは悪魔のように働く。だが、五年、十年、彼らの希望は、岩にかぶりついても達しなければおかないその希望は、なかなか実現しない。彼らの依拠する旧式農法による生産高を現在の経済組織はみごとに裏切って行くのである。そこで彼らは申し合せたようにこそこそと他人の生産物を曲げはじめる。

そしてかかる方法をうまく実行して堂々と穀倉を打建て、小地主に成り上る者さえあるのだから、なかなか世の中は広い。

札つき者のA

I部落のAは青年時代に「強盗殺人未遂」というどえらい罪名で「上げ」られて行ったきり、決して村人の前へ姿を現さなかった。実家へは時々「立ち廻る」とか、金を送ってよこすそうだとかいわれもしたが、それもおそらくうわさにしか過ぎなかった。