후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
どくほんどじょうりくさくせん
独本土上陸作戦
海野 十三
海野 十三의 独本土上陸作戦(どくほんどじょうりくさくせん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 9,443자 · 19화면
1
およそ新兵器の発明にかけては、今日世界に及ぶものなしと称せられる金博士が、とつぜん謎の失踪をとげた。
おどろいたのは、ここ上海市の地下二百メートルにある博士の実験室に日参していた世界各国の兵器スパイたちだった。
実験室は、きちんと取片づけられ、そして五分置きに、どこからともなくオルゴールが楽の音を響かせ、それについで、
“余は当分失踪する。これは遺書である。ドクトル金”
と、姿は見えないが、特徴のある博士の声で、この文句がくりかえし響くのであった。
録音による遺書が、オートマティックに反復放送されているのだった。
あの新兵器発明王金博士のとつぜんの失踪!
博士を監視していた五十七ヶ国のスパイは、いずれも各自の胸部に、未だ貫通せざる死刑銃弾の疼痛を俄かに感じたことであった。
一体、博士はどこへ行ってしまったのであろうか。
人騒がせな博士の失踪は、精神錯乱の結果でもなく、況んや海を越えて和平勧告に行ったものでもなかった。しかし金博士の上陸したところは、スコットランドであって、グラスゴー市の西寄りにある秘港グリーノックであった。
金博士は、上陸に際し、右足の踵に微傷を負ったが、それは折柄丁度、英軍の高射砲が襲来独機を射撃中であって、その高射砲弾の破片が、この碩学泰斗の右足に当り、呪いにみちた傷を負わ