후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
ごくちゅうへのてがみ
獄中への手紙
宮本 百合子
宮本 百合子의 獄中への手紙(ごくちゅうへのてがみ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 230,599자 · 458화면
この前のとき泊っていた宿やや、会った人がありますから多分何とか様子がわかっておかえりのことと思います。生憎雨になって来て俄雨か本降りか降っている雨も我ながら分らないというふりかたです。けさ初めて一輪咲いた紫色の朝顔にその雨がかかって居ます。すぐ前のとうもろこしの生々とした青い葉がその雨にぬれて輝やいています。
そういうわけだからユリの先輩ぶりも一向に発揮されず、お手紙にあると同じように、マアきょうは涼しいから臥ていても楽だろう、などとたよりのない評定をしているだけでした。
紀のこと、そうお? ちっとも知らなかった。だから私たちみんな、仕度なんかどうだっていいんだから早くちゃんとしろとあんなにすすめていたのに。寿江子何をまごついたのか一筆も申してよこしません、もう東京にいないのでしょうね。いやんなっちゃう、というのは、この間、お中元の買物をしていて、偶然出会って、丁度私お金が不足して、あっちはボーナス間ぎわだからと大見得切って十円かりていたのよ、いやねえ。あのひとは太原にいて、死にそこなったのよ。可哀そうに。
こちらの調子は、順調です。順調ながら、やはりいろいろとあって、会社長になっているYが、自動車自分でかりて儲けたいのね。