일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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ばんちょうさらやしき

番町皿屋敷

岡本 綺堂

岡本 綺堂의 番町皿屋敷(ばんちょうさらやしき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 33,494자 · 67화면

아오조라 문고

随って青山の家ではこの皿を宝物のように心得て、召使の者がもし誤ってその一枚でも打砕いたが最後、命は亡いものと思えと厳重にいい渡されて、それが家代々の掟となっていた。

そんな面倒な宝物を迂濶に取出すは危険であるので、播磨の代になってからは滅多に用いた事もなかったが、どこでそれを聞き出したか、水野は今夜の会合に就いて主人の播磨にいった。

「貴公の家には稀代の高麗皿があるとか承る。あすの夜には是非一度拝見いたしたい」

「承知いたした」

播磨は快く承知して、今夜の料理を盛る器の中に彼の高麗皿十枚を加えろと十太夫にいい付けたのである。お菊もお仙も虫干の時に箱に入れられたその皿を取扱ったことはあるが、料理の膳に上せるのは今夜が初めてであった。その皿に就いて、かの怖ろしい伝説や、厳しい掟のあることは、かれ等もかねて承知していた。

「いうまでもないが、大切の品であるぞ。くれぐれも油断いたすな」

今も十太夫に念を押されて、二人の女は今更のようにおびえた。彼等は用心に用心を加えて、箱入りの皿を土蔵の奥からうやうやしく捧げ出して来ると、十太夫は箱の蓋をあけて、十枚の白い皿を叮嚀にあらためた。