후리가나로 읽는 일본 고전
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ばんちょうさらやしき
番町皿屋敷
岡本 綺堂
岡本 綺堂의 番町皿屋敷(ばんちょうさらやしき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 33,494자 · 67화면
「白柄組の一人と知って喧嘩を売るからは、さてはおのれ等は花川戸の幡随長兵衛が手下のものか」
問われて、四郎兵衛は自分の名をいった。この時代の町奴の習いとして、その他の者共も並木の長吉、橋場の仁助、聖天の万蔵、田町の弥作と誇り顔に一々名乗った。もうこうなっては敵も味方も無事に別れることの出来ない破目になった。播磨は大小の白柄に対して、奴は面の鎌髭に対して、相手の四郎兵衛は金の角鍔、梅花皮の一本指に対して、互いにひと足も引くことが出来なかった。まして相手は初めから喧嘩を売り掛けて来たのである。受身になることが大嫌いの播磨は、もう果しまなこで柄頭に手をかけると、主を見習う家来の奴共も生れつきの猪首をのけぞらして呶鳴った。
「やい、やい、こいつ等。素町人の分際で、歴々の御旗本衆に楯突こうとは身のほど知らぬ蚊とんぼめ。それほど喧嘩が売りたくば、殿様におねだり申すまでもなく、いい値で俺たちが買ってやるわ」
「幸い今日は主親の命日というでもなし、殺生をするには誂え向きじゃ。下町からのたくって来た上り鰻を山の手奴が引っ掴んで、片っ端から溜池の泥に埋めてやるからそう思え」