일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

ちじんのあい

痴人の愛

谷崎 潤一郎

谷崎 潤一郎의 痴人の愛(ちじんのあい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 179,399자 · 353화면

아오조라 문고

とか、「何処そこの刺身を取って見よう」とか、生意気なことを云います。

午は私は会社に居ますから、ナオミ一人でたべるのですが、却ってそう云う折の方がその贅沢は激しいのでした。夕方、会社から帰って来ると、台所の隅に仕出し屋のおかもちや、洋食屋の容物などが置いてあるのを、私はしばしば見ることがありました。

「ナオミちゃん、お前又何か取ったんだね! お前のようにてんや物ばかり喰べていた日にゃお金が懸って仕様がないよ。第一女一人でもってそんな真似をするなんて、少しは勿体ないと云う事を考えて御覧」

そう云われてもナオミは一向平気なもので、

「だって、一人だからあたし取ったんだわ、おかず拵えるのが面倒なんだもの」

と、わざとふてくされて、ソオファの上にふん反り返っているのです。

この調子だからたまったものではありません。おかずだけならまだしもですが、時には御飯を炊くのさえ億劫がって、飯まで仕出し屋から運ばせると云う始末でした。で、月末になると、鳥屋、牛肉屋、日本料理屋、西洋料理屋、鮨屋、鰻屋、菓子屋、果物屋と、方々から持って来る請求書の締め高が、よくもこんなに喰べられたものだと、驚くほど多額に上ったのです。